KOSCA2019、감사합니다!!(カムサハムニダ)
先日1月14日〜18日まで、
ソウルで行われた似顔絵/カリカチュアの韓国大会
「KOSCA CONVENTION 2019」に行ってきました!
ISCAアメリカ大会へはこれまで4度、
日本大会へは2度、参加させてもらいましたが、
韓国大会は念願の初参加でした!
今回参加者は90名超え、KOSCA韓国大会実施第6回目にして
参加者は過去最多、非常に盛り上がったそうです。
韓国には長年会いたかったレベルの高いアーティストがたくさんいて、
やっと直接お会いできて、本当に嬉しかったです。
すごい作品もたくさん描いてもらいました!
いや〜、いつも口開けた写真Facebook載せといて得しました〜!爆笑
はじめましての方達もみんな優しくて素敵な人たちでした。
運営スタッフのみなさんの動きも気配りもすごかった。
そして韓国人のホスピタリティの高さにただただ驚くばかり…
作品製作中、どれだけご近所さんからお菓子を頂いたかわかりません。
夜中に全テーブルにピザが届いたときは、
嬉しいを通り越してショックでした(笑)
外食にもたくさん連れて行ってもらいました。
KOSCAレギュラーメンバー(笑)の
クニカズさんちひろさんご夫妻にたくさん教えていただき、
韓国語も全然喋れない私でしたが、
表情と声色とジェスチャーとスマホを駆使し、
不思議とみんなとたくさんお話できました。
通じなくても辛抱強く聞き返してくれて、すごく早く打ち解けられました。
意外と、外国でカタコトで話す方が、人とすぐ仲良くなれたりするものですよね。
子供の頃に戻ったような気分といいますか^^
さて実は今回の大会は、
ライブスケッチセミナーのゲストとして
ご招待いただいておりました。
セミナーでは、
韓国のライブマスターWan Kimさん、
日本のトップアーティストKunikazu.さん、
そして大分県のわたくし、さつ
が、ライブスケッチのデモンストレーションを披露したり、
トークセッションがありました。
帰国後に、「セミナーのエピソードで感動して泣きそうになった」と、
長文のメッセージを頂いたりしました。
嬉しいです。やらせてもらってすごく良かった。
通訳をしてもらったのは、
カリカチュア・ジャパン京都校プロコース卒業生のジュさん!
ジュさんの「通訳を超えたマイクパフォーマンス」に爆笑と感動でした。
ステージからアナウンス連絡、ごはんの時まで、
本当に細やかにすごく良くしていただきました。この人すごい。
私が長年会いたかった、韓国のトップアーティスト、
テス先生こと、Tae Soo Kimさんとも仲良くなれてすごく嬉しかったです!
どっしりと重い迫力のあるペインティング作品を描く有名な人なので、
もしかしたら黙々と描く人かもしれないな、と思っていたら、
ところがどっこい会ってすぐ「思ってたより可愛いね!」とおちょくられ(笑)
なのにこの表情で描かれ
爆笑
可愛いと思ってねーだろー!って英語でツッコミ入れてきました。
よく通りかかったら話してくれるし、フレンドリーな優しいお兄さんでした。
こういう生のコミュニケーションがたまらないですね、大会は。
カリカチュア頑張って良かった〜と報われる瞬間でもあります(笑)
作品壁には貼りませんでしたが、復讐に1枚渡してきました
(笑)
さて、今回私はどんな「作品壁」を作ったかと言いますと
↑こちら。A4用紙を10枚貼り合わせて、
コピックBlack100のみで描きまくりました。
描いてる時、本当に楽しかったです。
結果として、私の成績は、
・総合優勝
・ライブトーナメント 第3位
・ベストユーモア 第1位
・ベストアーティスト 第1位
をいただきました。優勝です。まじですか。
このような大会で、はじめて総合優勝をいただき、本当に光栄です。
名前を呼ばれたときは、びっくりして、
それよりも壇上で何て挨拶をすればいいのか、頭が真っ白でした。
賞を取った後のほうがプレッシャーでドキドキしました。(笑)
これまでの大会ではいつも、「結果を出さないと!」
というプレッシャーのもと、楽しそうにしながらも、
内心は不快なほどピリピリしながら時間計算をしながら描いてました。
みんなそうかもしれないです。
周りの人のすごい作品が出来上がっていく様子に、感動しながらも焦り、
普通すぎる下書きに納得いかないまま、締め切りが迫ってくるので
無理くり誇張したり、無理くり塗り進める。
そんなに似てない。自分すら面白さを感じる絵ではない。
本当に気に入った作品は、できても全体の1割、
本当は貼りたくない作品もいっぱい、という感じでした。
誤解して欲しくないのは、
決して周りからのプレッシャーを「かけられていた」のではありません。
そんなことする人CJにはいなかったし、
いい意味で期待をされる、人を背負う、という経験は、
私にとってプラスでしかありませんでした。
むしろ、やっぱり競争意識の中で得た技術力でもあるので、
絶対に過去の姿勢は否定しません。かけがえないものを得ました。
ただ、私は、「勝ち負け」を意識すると、自分のワクワクは置いといて、
「人から上手く見られるには、選ばれるためにはどう描けばいいんだ?」
という考えに支配されすぎて、(この考え方、成長過程では必要不可欠ですが)
そのために常識の範囲から抜けきれずに
自分も人も感動させるような絵を
大会中にたくさんは描けなかったんだと思います。
(あくまでも私は、です。競争意識の中で良い結果が出る人もいると思います)
ああ、そういうことか、と。
実は、CJ社員時代、Kageさんにも、
マイメンのこうちゃんこと宮城康助にも、大会に行くときは、
「さつは勝ち負けにこだわるな。楽しめ。好きに描いたら大丈夫」
と何度も何年も言ってもらっていたんです。
でも、今回KOSCAで優勝をいただくまで、
その本当の意味が全然わかっていなかった。
ああ、なんかブログ書きながら泣けてきました(笑)
絵バカです。(笑)
今回のKOSCAは、
このブログ記事でもお分りいただけるかと思いますが、
とにかく楽しんだんです。優勝は狙ってませんでした。
最初に2枚ほどカラーのスタンダード作品を描きましたが、
これは昔やったことあるな、と思って保留にし、
今まで私はやったことのなかった「大人数」「1枚絵」が描きたい!
やってみよ〜!と、ワクワクしながら取り組みました。
2日目の昼過ぎくらいから、この作品を描き始めて、
色も塗ろうかな、と思ったけど、最後に白黒でいっか!とやめました。
(なので、実は1箇所だけカラーが入ってます(笑))
こういう事をブログに書いたのは、私自身に対するメッセージでもあります。
おそらく、大会に参加するアーティストたちには
同じ思いを抱く人もいるのでは、という気持ちで綴りました。
本当はカリカチュアの大会って、ものすごく楽しいイベントなんです。
競争するだけの場所ではない。
出会って、笑って、友達になって、
情報を得たり、初対面の人と恋話したり(笑)、
グループや国の枠を超えてお互いにアドバイスをしあえるような素敵な場所。
もし、アーティストの人で、敬遠の気持ちがあれば、
私みたいなのもいるよ、とお伝えしたかったのです。
とにかく最高な5日間を韓国にてすごさせていただきました。
投票してくれた人は、本当にありがとう。
一緒に笑って楽しんでくれてありがとう。
2月19日〜22日、大阪は豊中のJAPAN GRANDPRIX'で会いましょう❤️
あ、私、期間中に誕生日がきますわ!!
32歳になっちゃう!!祝ってくださ〜い❤️(笑)
来年のKOSCAも行きます!もう決めた!!
KOSCA2019、감사합니다!!(カムサハムニダ)